独楽の蝿

同人サークル独楽の蝿のブログです。カードゲーム、RPGを主に製作しています。

自作カードゲームについて②

こんにちは。盗賊です。

嬉しいことに一年近く放置しているこんなブログにたどり着いてくださる方がたまにいらっしゃるので、覚えている範囲で、自作カードゲームを制作中の皆さんのお役に立てるような情報を少し書いていきたいと思います。

 

今月は少しリアルが忙しいので、簡単なアドバイスを五月雨式に投稿したいと思います。

今日は枠についてです。

☆枠について

カードを作成する上で、僕が1番困ったのは、カードに統一感を持たせるために共通の枠を作成することです。

ツールで適当に長方形を作ればいいのですが、Adobeソフトを持っていない方にとってはこれが最難関になる可能性すらあります。

何故なら、「テンプレートの真ん中に程よい長方形を置く」機能が無いツールを利用している場合があるからです。

一つの参考として僕の場合を書くと、

①まずテンプレートをめちゃくちゃ拡大して、真ん中に対照定規を置きました。

②そして、長方形ツールを精神をすり減らせながら、線が変にならないように重ねて広げました。

③これで、まずは少なくとも左右均等の長方形が出来るはずです。

④あとは、「直線ツール」や、範囲選択で動かし、ただのペンで間を塗るといった作業で泥臭く微調整します。「アンチエイリアス」を切っておくと、泥臭い修正でも機械のように綺麗に仕上げることが出来ます。

★レイヤーや画像の移動については、マウスで動かすのではなく、キーボードの矢印キーを押した回数と、押した時の表示倍率を記録して行うと、画一的な処理が出来ます(これも泥臭いですが)。

 

取り敢えず、今日はこんなとこです。どれかの情報が少しでもこの記事を見てくれた方を助けることを心より願っています。何かあれば気軽にコメントで質問してください。

 

僕のTwitterを貼っておきます。フォローは基本的に返すので良ければどうぞ。

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ゲームマーケット2019秋ありがとうございました!!!

11/23「独楽の蝿」ゲームマーケット土曜、『MAGIC CARD ミツドモエ』撤収諸々終了しました!!!来てくれた方ありがとうございます!!!

思ったよりTwitterのアカウントを持ってない方がいらっしゃったので、こっちのブログを復活したいと思います!!!後、僕の連絡先も載せるので、御用のある方はそちらにお願いします!!!

メール→touzoku_twitter@yahoo.co.jp

どんなご用件でもお気軽にどうぞ!

購入いただいて当ブログまでたどり着いて頂いた方、本当にありがとうございます!!いま忙しいので後でまた色々更新しますね!!まってね!!

自作カードゲームを作りたいという方へ。萬印堂データ入稿レポ①

はじめまして。独楽の蝿サークル長の盗賊です。

約4ヶ月程かけたカードゲーム製作が先日遂に入稿完了まで進んだので、『今後一から自作カードゲームを作りたい』という方に向けて記事を書きたいと思います。

※何も考えず書いたら長く中身の薄い文になってしまったので、パソコンで読んでる方はページ上検索機能で自分の知りたい情報の用語を検索してください!!

僕自身カードゲーム製作に関して、『0始めるのでそもそも何をすれば良いかわからない』、『入稿用のデータがIllustratorAdobeソフトが扱えず用意できない』等々幾度となく詰みかけてきたので、僕が詰みかけたポイントと解決、妥協策等を書き残したいと思います。もし同じ問題に直面した人の力になれればいいな。

取り敢えず僕と同じ問題で困った人がこのページにたどり着けるように、検索に引っかけるための単語を並べます。

『萬印堂』『Illustrator』『PDFファイル』『画像埋め込み』『テンプレート』

『トンボ』『塗り足し』『Adobe』『アウトライン化』

ざっとこんな感じですね。

今回はまず『萬印堂』『テンプレート』について扱います。もし他のワードがわからなくて検索した人は、この記事にコメントで、「直面している問題の状態」を教えてくださいね。その場合僕の持ってる知識の範囲で対応します。

こういうブログって結構放置されてて、今コメント送っても返事来ないだろうなって古い記事が結構ありますよね。

このブログに関してはついたコメントがメールで通知が来る設定なので、数年放置されてても僕は対応できると思います。僕は一時期別なブログを長らく放置してましたが、ブログから来るコメント等の通知は読んでました。ので!!!!諦めずに是非コメントしてください!!!!

本題に入りますね。

1.『萬印堂』とは?

こんな辺鄙なブログに来る人なら名前くらい普通に聞いたことあるかもしれません。何ならその名前を検索して来てくれたかな?詳しい説明は検索すればわかるので割愛しますが、簡単に言うと自作ボードゲーム、自作カードゲームの印刷をしてくれる業者の方々です。

僕はこの業者さんに印刷をお願いしようと思ったのですが、初めてだったのでまず何をすれば理解するまで時間がかかりました。

まずカードゲームを作ろうとした場合、当たり前ですがカードのデザインを作る必要がありますよね。そしてカードの印刷を依頼するのですから、業者さんの指定した形でそのデザインを提出しなければならない訳です。この業者さんの指定した形のことをテンプレートと言います。

2.テンプレート

まあカードゲーム作ろうと思うくらい歪んだ人生送ってる人ならこの辺の言葉は語感でなんとなく意味がわかると思いますが、一応解説します。

前項に挙げた通り業者さんの指定した形ですね。具体的に萬印堂さんのカードゲーム印刷の場合で言うと、トンボ(印刷ではここが切り落とされますよ的な線)付きのAIファイル(Adobe Illustratorというソフトのファイル)或いはPSDファイル(Adobe Photoshopというソフトのファイル)を指します。

普段同人活動をしていない人なら『AIファイルって何だ?』や、『PSDファイルって何だ?』って状態だと思います。

そう、ここですね

 

ここなんです

 

ここが詰みポイントですね。

AIファイルを開いて編集するには、基本的にAdobe Illustratorというソフトが必要です。

持ってますか?AIファイルを知らない人は恐らく持っていないと思います。実はこれ結構お金かかるソフトなんですよね。世界標準的なファイル形式の癖に既得権益でバリバリ金取ってくるわけです。気に食わんですよね。僕は諦めて買いました。1万ちょいくらいで1年間は使えたはずです。

カードゲームを業者に頼むとどっちにしろお金がかかるので、 IllustratorPhotoshopのどちらかは諦めて買いましょう。Clip studioのEXとか持ってるなら萬印堂指定のPDF(確かx1-aとかいう大抵の印刷業者指定のPDF)で出力できるので、そっちでもワンチャンあると思います。

因みに僕の場合は、Clip studioはPRO(ペンタブ買うと2年間タダで使えるやつ)だったので出力出来なくて詰み、 Illustratorを購入しました。ですのでデータの作成法としては、

クリスタでPSDファイルを開き、カードを描く→ Illustratorを開き、『配置』機能を使ってPSDファイルをリンクさせる→リンクから『画像の埋め込み』を行い、 AIファイルに画像を埋め込む。→このときあらかじめAIファイルのカラーモードをCMYK統一に選択しておくことで、クリスタを経由してRGBモードになっていたカラーモードをCMYKに強制変換させる。

という七面倒臭いことをやっておりました。このCMYKのAIファイルを作る方法は、当然ながら先駆者の記録など一切が無かったので試行錯誤して色々調べながら1人で見つけました。

正直カードゲームの自主製作は既にやっている人の記事が少ないため、自分の製作環境や能力に合わせて自分独自の製作過程を編み出す必要が出てくると思います。これは中々辛いし作業停滞の原因になりがちなので、もし僕と同じ環境の方がいたら僕のやり方を参考にしていただけたらいいなと思います。

もし僕と環境が違う方は...割り切りましょう!!僕も0からでした。もし詰んだ時はマジでここの記事にダメ元でコメントしてください。やり方が違くても何か力になれるかもしれません。

話をやや戻しますが、皆さんClip studioは持ってますか?主にパソコンで動かずWacomペンタブに付属するソフトウェアです。というより、そもそもまずパソコンは持ってるでしょうか。

『自作カードゲームをしっかりした業者の印刷で形に残したい!!』と考えるなら、正味パソコンとペンタブはほぼ必須です。カードゲームを売り出す予定があるなら必要経費だと思って買った方がいいでしょう。

ここまで読んだ方で、実は手書きのカードゲーム作りたくて検索したんだって人はあんまし居ないと思うので、正味問題無いと思いますが、一応書きます。そうです。手書きカードゲームを作りたいという方が居たらお伝えしたいのですが、実は僕も初めは手書きで作って仲間内で遊んでいました。手書きはいいですよね。100均の小さいカードとカードスリーブがあれば十二分に作れます。もし今後手書きカードゲームをやってる方で、このカードがしっかり製品化されたのを見たいという方が居たら、印刷業者の方に依頼してみるのをぜひ検討してみてください。

 

話戻しますね。何回も脱線して読みづらくて申し訳ない。

そう、ペンタブ持ってますか?

自分の絵でカードを描く場合ペンタブの有無は根本的なレベルで進度が変わるので、今後はペンタブとそのソフトを持っている前提で話させていただきます。

もしペンタブ無しでのやり方で分からないことがあったら、再三申し上げた通りこの記事にコメントお願いします。

 

あー、話戻し間違えましたね申し訳ない。テンプレートですね。テンプレートについてもう少し話して、この長い記事を終えたいと思います。

 

萬印堂さんでは基本的に見積もり(ホームページ上のフォームから行う)をしてからそれに合ったテンプレートを貰い、作り始める形を取っています。

僕が萬印堂さんに依頼したのは試作パックだったので、初めからホームページ上にテンプレートのファイルが載ってました。

テンプレートを開けるソフトを持ってる方は、今ちょっとダウンロードしてみてください。

 

開けました?

 

いや、こっから何描いていいかわからんって感じしますよね。少なくとも僕はそう思いました。まずカード共通の枠のデザインから決めるのが吉だと思います。トンボってやつがついてるので、まずそれを参照しながら印刷出来上がり時のカードになる部分を長方形で作ってみてください。

できましたか?印刷は正確では無いので、カードのデザインはその枠から2ミリメートル内側に書く必要があります。

この辺を初めにしっかり踏まえ無いと、カードが出来上がってから全てのカードを一枚一枚手直しする羽目になります。(僕はその羽目に合いました)この辺については次回記事で詳しく書きますね。

 

本当に長くなりました!初っ端の記事から申し訳ない。殆ど居ないと思いますが最後まで読んでくれてる方!!本当にありがとうございます次回から簡潔に書きますごめんなさい。わかんないことは気軽にコメントしてくださいね。

それではまた次回お会いしましょう。ではでは。